ミッドタウンにて。
私が応募したプログラムは今回も落選。
ちゃんと調べたことはないけど、ひょっとすると私は
落選プログラム王じゃないのかしら?
落選プログラムのうち、デザインパターンは、
みんな面白そうって言ってたのに〜。
BoFで待ってます、だそうな。
落選理由は、100人中、3人ぐらいしか着いていけなさそうで、
さらに、97人を救う意思が感じられない、ということらしい。
まあたしかに、そのとおりだけど、3人を10人に増やしたい、
っていう意思はあるんだけどなあ。
せっかくなので、応募した内容を日記に載せとくー。
タイトル:
デザインパターンで幸せになろう
発表形態:
パネル
司会 : 法林さんとかあきみちさんに振りたいけどfailしたら佐々木がやる
角谷信太郎さん (交渉してない) -> プログラム開発におけるパターン
波田野さん (交渉してない) -> 運用のパターン
河野さん (協力してもらえるとのこと) -> プロトコル設計のパターン
希望発表時間:
トータル: 90分
各人 15分 × 3 + 議論 45分
アブストラクト:
デザインパターンというプログラム開発における概念がある。
これは元々は建築で用いられた概念ではあるが、プログラム開発の現場では、
この概念の適用により幸福度の向上に成功している。
パターンをうまく分類することで、JANOGerも幸せになりたい。
プログラム開発における成功例、運用におけるパターンの考え方、
プロトコル設計に適用できるかの可能性、を紹介し、
みんなで考えてみたいと思う。
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgs_regid=3c073c508611e6638b7cc70adfc9e8b0af0983b2621add2402d67f5286233d18
午前中だけ出席。
○TSUBAME3.0の話。
ビッグデータ処理が普通になってくると、
データセンターにもスパコンが置かれるようになりそう。
スパコンはノートPCと比べても3倍省エネなのか。
エクサ(10^18)フロップスの脅威の世界が、2018年には来るのか?
これは今の世界中のコンピュータリソースをかき集めて達成できる数値。
すごい話だなあ。
○LISP等の新プロトコルの話
次世代ルーティングプロトコルはみんないろいろ考えてるんだなあ。
ただ、IDとLocatorを分離する、っていうのはどの方法でも重視してるけど、
そもそもIPアドレスをIDとして使うのが間違ってるんじゃないかなあ、
と個人的には思う。
プロトコルの設計をする際に、どのぐらいのクオリティを目指すか、
どういう目的で実装するか、ってのもしっかり定義して、
ちゃんと言わなきゃ駄目かもな、
と質疑応答を聞いててちょっと思った。
分散データベースの世界でのCAP定理でもわかるように、理想的なものを
すべて実現するのは物理的に無理なこともあるしね。
あー、でも想定外で使われてうまくいくこともあるか。
CAP定理等については以下のサイトとか参照↓
クラウドでの新しいACID、そしてBASEトランザクションとCAP定理
http://jyukutyo.hatenablog.com/entry/20090430/1241174854
○インターネット設計原理の見直し
河野さんの発表。
これを聞くのが今日の目的。
アブストラクトは以下。
インターネット設計原理を見直すと,その根幹にあるのは相互作用と
不確定性であることがわかる.それらを踏まえ,
新たな3つの観点−「多様性の考慮」,「集合知の活用」,「レイヤリング」を
追加することを提案する.
一見、なんだこりゃ?、という提言なんだけど、背景をちゃんと聞くと、
河野さんの考えにはすごく共感できることが多い。
でも残念ながら河野ワールドを25分枠で説明するのは無茶だよなあ。
この考えに至った背景について勉強会をするべきじゃないかのう。
背景を知ると、ひょっとすると、もっとナイスなアイディアが
出てくるかもしれないし。
関連)
Architecting the Diversity - 多様性のアーキテクティング
--> [2012-06-25-9]
仮想化、特にネットワーク仮想化について
--> [2012-06-25]
○ISOC / ISOC-JP の話
登録しといたほうが良いのかな?
http://www.isoc.org/
午後は大量のサーバ納品のため職場に戻り。
その途中でゲリラ豪雨に追いかけられた。
むきー。
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/8/9/1
JANOGのメーリングリストで、うちのISPでなぜかドラクエのサーバに
繋がらない、という話があった。
- 日本国内にだけサービスしたい
- そのために IPアドレスがどの地域のものかを調べるサービスを利用する
- ところがそのサービスが間違っている
という状況だったらしい。
今後IPv4アドレスの移転が進むと、間違いはどんどん増えそうだよなあ。
Locator と Identifier をちゃんと分離する、ってのは、
次のインターネットアーキテクチャではちゃんと考えないといかんよな。
パケットにカントリータグ、ってのは相当筋が悪いので、
やっぱり端末をなんとか認証する、という方向だろう。
なんでもかんでもDNSってのも筋は悪い。
SIMでも使う?B-CASでも使う?
どっちもイマイチだよねえ。
なんか良い手はないものか。
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog30/program/
発表資料が公開されております。
私が喋った分も公開済み。
懇親会特別セッション 〜 JANOG60はこうなる 〜
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog30/program/social.html
関連)
JANOG60で聞いてみたい発表タイトルを教えてください --> [2012-06-15-1]
http://research.sakura.ad.jp/2012/07/24/janog30-network2/
JANOG30での会場ネットワーク作りの話。
Vyattaの設定で、テーブルを大きくしておくとか、
細かいノウハウは結構ある。
設定チェックリストっぽいのがあると嬉しいかも。
http://update.hirochan.org/?p=33
すげー綺麗、と評判になった、USTREAM中継の裏側。
裏側もすげー。
足りないのは美人キャスターぐらいか?
あ、ちかちゃんが司会だったか。
大変失礼。
http://projectphone.typepad.jp/blog/2012/07/janog-30--2d5b.html
差し入れありがとうございました。
もりもり食べました。
JANOG60で聞いてみたい発表タイトルを教えてください --> [2012-06-15-1]
このフリに対して、平野さんが、こう書いていたけれど、
JANOGは、15年ですか。私がルーターに関わってから15年です。
JANOG60の頃に65才定年になっていれば、ちょうど定年ぐらいだ。
その時、聞いてみたいことは「私は皆様のお役に立ってましたか?」(聴いていいなら)かな。
今の時点で聞いても、みんな感謝してると思いますよ。
誰もがヤマハルータにはお世話になっております。
https://plus.google.com/u/0/106357774291225510689/posts/TUp45V7sX3V
及川さんのJANOG30の感想。
私はJANOGの持つ雰囲気が大変好きだ。
私も好き。
JANOGの参加者として雰囲気は守らなきゃ、とは思うんだ。
http://blogs.itmedia.co.jp/maem/2012/07/janog15-bfe5.html
前村さんのブログ。
JANOGの運営は、世界的に見てもユニークです。
サーバのハードウェアとホスティングといった日々掛かるコストは
ドネーションで賄われ、年2回のミーティングも、その実施上の収支責任はホスト企業が負い、
ホスト企業がスポンサーからの協賛金によってミーティングを運営します。
そしてミーティング運営を賄うに足るスポンサーの皆さんが安定して集まるようです。
たしかに良くできた仕組みだと思う。
ちなみに誰が考えたのかしら???
JANOGの歴史もちゃんとまとめて欲しいなあ、
とか呟いてみたり。
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog30/
スタッフの集合時間に5分遅刻。
ホワイトボードに鼻フックと書かれていた。
JANOGのスタッフは本当に鼻フックが好きだ。
変態なんだと思う。
新会長は前日に説教部屋状態だったらしく大遅刻。
鼻フックが大好きなんだと思った。
1日目で自分のヤマは終わってるので終日リラックス。
Akamaiのネタで炎上っぽいことはあったけど、
昔はこういうのも1つや2つあったじゃない。
もっと呑気にいこうよ、とも思った。
リラックス大事。
でも昔に比べると応募されたプログラムを落としまくってるのはたしか。
落とされた人が怒るのはまあわからんでもない。
ちなみに私も落とされたけど、若干ホっとしたのも事実だ。
ミーティングの中身、議論、スポンサーブースでのやりとり等々、
客観的に見ても、やっぱりJANOGって良いわ。
池尻さんお疲れ様でした。
って、JANOG30のクロージングまではまだ会長だけどね。
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog30/
倉敷は朝から大雨。
参加者の集まりが若干悪かったけど、素晴しいUSTREAMのおかげで、
ホテルで中継を見てた人も多いっぽい。
倉敷ケーブルテレビのプロ機材とプロカメラマンの腕はさすがだと思った。
受付やクロークをやりつつ懇親会資料作りを継続。
ギリギリになれば頑張れるもんだ。
午後一ぐらいにフィックス。
スタッフ弁当は小山さんのお母さんのお店のヘルシー弁当。
野菜うま。
夕方は早めに懇親会場に移動して準備開始。
屋外での懇親会って良いな。
プロジェクターの試験等をすませた後は誘導係。
懇親会が始まっても、中盤にプレゼンしなきゃ、と思うと、さすがに何も食べれないね。
うだうだしてるうちに、プレゼンタイム。
若干ぐだぐだしたけど、まあなんとか終了。
相方がいると気分的に楽だ。
とりあえず「浸透言うなー」と。
ベリーダンスはハプニングを見れずに残念。
食欲を優先したのが敗因。
懇親会終了後は、ラーメンを食べてホテルに戻ってダウン。
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog30/
倉敷に到着後、駅前のマックで資料作り。
昼前に、やっぱり同じように資料作ってた人と会場へ移動。
会場のネットワークが着々とできているのを横目に資料作り。
14:00頃に完成したので、Day 0 の会場まで移動。
及川さんの発表まで聞いて、本会議場に戻る。
でも特にやることはなかったので、仕事のメール等をチェックした後、
ホテルに移動チェックイン。
スタッフの前夜祭に参加。
飲んで食べて、初日終了。
六本木にて。
遅刻。
着いたらオレのターンだった。
ほとんど決まってたけど。
本番まであと2週間を切った。
頑張らねば。
懇親会企画のネタはおかげさまで順調に集っております↓。
JANOG60で聞いてみたい発表タイトルを教えてください -->[2012-06-15-1]
2012年6月25日(月) 12:00 +0900 (JST)
出席登録は月曜(6/25)の12:00までなので、登録を忘れてる人はよろしくです。
みなさま、倉敷でお会いしましょう。
7/4〜7に、倉敷で JANOG30 Meeting が開催される。
JANOG30 Meeting
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog30/
JANOGってのは、こういう団体ね。
JANOGについて
http://www.janog.gr.jp/information/index.html
JANOGとはJApan Network Operators' Groupを意味し、
インターネットに於ける技術的事項、および、
それにまつわるオペレーションに関する事項を議論、
検討、紹介することにより日本のインターネット技術者、
および、利用者に貢献することを目的としたグループです。
怖い団体じゃないし、辛い物を食べる人の集団でもないし、
酔って脱ぐ集団でもないぞ。
今度のは、30回目のアニバーサリー。
なんか懇親会の企画を考えねば、ということで、
15年後のJANOG60で聞いてみたい発表タイトル
のアンケートをとることに。
Facebook、Twitterにて募集をしております。
Facebook アンケートページ
https://www.facebook.com/questions/407242252648518/
Twitter (ハッシュタグ: #JANOG60で聞いてみたい発表タイトル)
https://twitter.com/#!/search/realtime/%23JANOG60%E3%81%A7%E8%81%9E%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%84%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB
こんなことを聞いてみたい、こんなことを発表してみたい、
ってのがあれば、どしどしお寄せくださいまし。
アンケートの結果については、JANOG30の懇親会企画で、
活用するつもり。
Twitterの結果はTogetterにもまとめております。
http://togetter.com/li/321037