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開発者が語る"ポストWinny"[computer]

2006-02-06

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0601/30/news047.html

100年近く前は、原子力が素敵な世の中を作る!、とか言われてけど、
実際に素敵な世の中を実現したのは、原子力じゃなくて、
ソフトウェアだったんじゃないかと思う。
そのぐらい、ソフトウェアは破壊力があるわけで、
ソフトウェアに関わる人は、一般の人に比べて、
よりちゃんとした倫理観を持って行動する必要がある。
まああたり前ですわ。

幸いなことに、実は今までは、そういうことを言わなくても、
ソフトウェアエンジニアはそれなりにちゃんとした
倫理観を持って行動できてたんじゃないかと思う。
なんでだろう、って考えると、、、
ソフトウェアに関わってたのは、エンジニアばかりで、
他の人があまり関わってなかったからなのかもしれない。
エンジニア以外の人々、ビジネス方面とか政治とか、
そんなリアルな人々が絡むとなんかおかしくなる気がする。
(根拠はないけどね)

ただね、ビジネス方面とか政治とかがいないと、
世の中は成り立たないのよね。
だから、ビジネス方面とか政治とかが、悪いことを言い出したら、
そりゃ駄目だよ、とちゃんと言ってあげる、ということは、
今後エンジニアに求められる義務になるだろうなあ。
法的には、エンジニアが本能的に持つ倫理観を守る、
そんな仕組みがあると良いんじゃないかなあ。

とか、エンジニアを正義の見方っぽく捉えるのは、
エンジニアの傲慢ですかね?
ただ経験的に、できるエンジニアは、だいたいモラル高いんだよね。
反対に、できる政治家とかは、だいたいモラル低いんだよね ;-p。

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