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特許請求時の範囲・明細書の書き方[お役立ち]

2005-08-19

http://www.isokanet.com/tokususu/meisai.html

http://blog.nanae.biz/?eid=257769
ここ読んで、構成要素列挙形式?、ジェプソン形式?、
と思ったので調べてみた。

要素列挙型というのは、

発明の構成要素を並列的に列挙していく形式です。

例えば、椅子の背もたれに血行をよくするために磁石を設けた
発明があるとすると、要素列挙型で請求の範囲の一例を示すと、

「座板と、この座板を支持する足と、前記座板もしくは前記足に
支持固定される背もたれと、この背もたれの前面に設けられる
磁石とを有する椅子」という感じになります。


ジェプソン型というのは

はじめに従来技術を述べておいて、続いて従来技術を
どうしたかを述べる形式です。
「〜において、〜を特徴とする〜」という形になります。

上の椅子の例で考えると、

「背もたれを有する椅子において、背もたれの前面に磁石を
設けたことを特徴とする椅子」という感じになります。


なるほど。
可読性はジェプソン型のほうが良さげ。
ただ書くのは要素列挙型のほうが楽、という感じなのかな。


上記の他には、以下のURLも参考になる。
http://www.ne.jp/asahi/patent/toyama/jitsumu/m_claim1.htm

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