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INTEROP Tokyo 2005 レポート - IEEE802委員会のホットトピック[computer]

2005-06-15

http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2005/06/14/interop1/

ここ10数年のインターネットの技術で一番変化しているのは、
あきらかに Layer2 の技術。
その中でもイーサネット関係、IEEE802 に関する技術は、
急激に進化していて、最近のイーサネットは、
もはや CSMA/CD プロトコルで LAN で使用する、
というような特徴は全然なくなってしまっている。

参考)
進化するイーサネット
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/eth01/01.html

オペレータ的には、イーサネットは、障害発生時に、
障害検知が難しいし、回復も難しいので、
もうちょっとなんとかならんのかなあ、
もうちょっとマシなL2がないものか、と思うんだけど、
「コスト」という点で圧倒的な力があるのよね。
それに、進歩がとても早く、ちゃんと要求に答えてるのもすごい。

記事からネタを抜粋。

- カテゴリ7のケーブルは UTP(Unshielded ...) と言いながら
  シールドされてる。
- 10GBASE-T(すごい名前だな)では消費電力が問題になる
  ポートあたり 8〜12W
  iDC が怒りそうだ。--> [2005-06-08-6]
- 10GBASE-LX は4波波長多重を用いるので光トランシーバが高価
- Power over Ethernet が 12.95W から 30W 以上にパワーアップ
- Envelope Frame を 2000バイトまで拡張する規格を検討中。
- 広域イーサ関連技術の規格化が進んでいる。
- 次世代無線LAN規格の 11n はまだ確定せず。
- 無線、プレイヤー大杉。

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