========================================= 社員用サーバファームプロジェクト提案書 ========================================= 2001/10/2 by pochi@***** 概要 ----------- 社員向け福利厚生の一環として、社内に個人用サーバを設置する場所を用意する。 このプロジェクトは、社員の技術向上、会社への求心力の強化、人材募集の材料、 外部への宣伝材料、に利用できる。 提案の背景 ----------- 今回サーバファームプロジェクトを提案したのは以下の理由です。 - 社員の間で、独自ドメインを取得し、自分でサーバを運用してみたい、 という希望が上がっている。 - 引越しにともない、不要になるインターネット接続線があるので、 それを流用できる。 プロジェクトの目的 ----------- このプロジェクトの目的は以下です。 - 社員の運用技術の向上。 運用の技術は、実際に運用してみないと身につかないものが あるので、社員の運用技術のスキルアップが期待できます。 - 社員同士の交流の活性化 運用を行なっている社員間でコミュニケーションを 行なことにより、仕事上での意思疎通がはかりやすくなります。 - 会社への求心力強化。 他社にない福利厚生なので、求心力を向上できます。 - 求人広告への材料提供。 人材募集の際にアピールでき、有用な人材を集めやすくなります。 - セキュリティ技術の向上 定期的にセキュリティチェックを行なうことにより、 セキュリティに関する意識、および技術の向上が期待できます。 かかるコスト ----------- このプロジェクトにかかるコストは以下です。 - 専用線維持費用 - サーバに供給する電力 - サーバを置く場所 - メーリングリストの運用、会議室使用等のコスト - サーバファームを運用するための人的コスト 人的コストがどのぐらいかかるかが一番大きな問題ですが、 本業に影響がないように推進するべきだと思っています。 プロジェクト推進方針 ----------- 以下の方針で推進します。 - 基本的には就業時間外に作業を行なう。 - 定期的に勉強会、ミーティングを行なう。 - サーバファームに置くPCは基本的には持ち込みとする。 - サーバファーム上のサーバは、業務で使用することもある。 セキュリティスキャナーの評価等の業務が発生した際に 便利に利用できるかと。 期間 ----------- 半年間は運営を続け、成果、問題点、をまとめて継続するかどうかを 検討します。 成果物としては以下を予定しています。 - 広報用資料作成(社外向け) - プロジェクト報告書作成(社内向け) スケジュール ----------- 10月初旬 広報、SDSL回線のアドレス空間拡大申請 10月中旬 説明会、メーリングリスト作成 SDSL回線のアドレス空間拡大 〜10月末 運営方針決定 11月〜 サーバファーム運用開始 2002/1 広報用資料作成 2002/3 プロジェクト報告書作成(社内向け) 検討事項 ----------- - 推進役を誰にするか? とりあえず佐々木がやるけど良い? - 商用利用をしたいという社員がいたらどうするか? 会社で何%かマージンをいただく? - 脆弱なセキュリティのサーバへの対応 会社の信用が落ちないようにセキュリティスキャナの使用や、 勉強会で対応する。 - 運営費の問題 利用者から少しぐらいは徴収した方が良いかしら?